岡山県倉敷市にある「福富歯科医院」では、一般歯科・小児歯科・矯正歯科(小児矯正)・審美歯科・インプラントの診療を行っております。

福富歯科医院

086-440-5350

岡山県倉敷市連島町連島467

診療案内

小児歯科

当院ではお子様のお口の状態に合わせ、強い痛みがある場合などの緊急の場合を除き、
お子様の発育に合わせた治療計画を進めております。
子供の歯はむし歯になりやすいので、早期発見が大事であると同時に、予防が重要です。
一人で上手に歯を磨けるようになるまでは、必ず仕上げは保護者の方でしてあげてください。

乳歯の虫歯も治療が必要です
乳歯だからといって失っても問題ないと考えることは、大変危険なことです。乳歯には丈夫な永久歯が生えるための準備するための役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、あごの骨の成長や知能の発達、正常な咬み合わせにも影響を及ぼしています。
さらに、虫歯は感染症であるため、虫歯がある状態で抵抗力の弱い新しい永久歯が生えてくると、永久歯が虫歯になるリスクは高まります。神経まで到達した虫歯の中には歯周病菌も存在し将来、歯周病が悪化してしまう可能性があります。

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生えたての歯はとてもデリケートです
生えたての永久歯は、乳歯と永久歯が混在することで歯並びがでこぼこしてしまう傾向にあり、表面が粗く汚れが付きやすかったり、抵抗力が低い状態です。つまり、虫歯になりやすいデリケートな時期ということです。
また、永久歯がなかなか生えてこなかったり、乳歯が抜けないなど、この時期のトラブルはつきものです。お子様の歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。
何より、痛がっている時・痛い時に来られても治療の一環で一時的に痛みを与える可能性が高くなってしまいます。
医者は痛いので歯医者は嫌いとなってしまうと、その後が大変になってしまうので、なんでもない時に歯医者さんに来て、歯磨きやフッ素塗布などの処置に慣れていくことが大切です。

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子供の虫歯の原因

原因1歯磨きが上手に出来ない

原因1歯磨きが上手に出来ない

きちんと歯の汚れ(プラーク)を落とすには正しい歯の磨き方を覚えなければいけません。子どもの場合その技術が未熟なため磨き残しがでてしまい、虫歯の原因となります。まずはしっかり歯を磨けるようになることも虫歯が出来なくなる重要なポイントです。
原因2乳歯のエナメル質や象牙質が薄い

原因2歯磨きが上手に出来ない

「乳歯は永久歯に比べてエナメル質も象牙質も薄い」という点です。乳歯は永久歯に比べエナメル質や象牙質が半分ほどの厚みしかありません。その為、むし歯菌による浸食が大人よりも早く、虫歯が進行しやすいという特徴があります。
原因3食べカスが溜まりやすい

原因3歯磨きが上手に出来ない

乳歯は永久歯と比べ溝が多く深いためカスが溜まりやすく、磨き残しが多くでてしまうため、むし歯菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
問題になりにくい口へ
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態で、虫歯菌・歯周病菌はいないと言われています。では、なぜ虫歯になるのか?
虫歯・歯周病は感染症です。つまり、お口のスキンシップなどを通して周囲の大人の方からお子さんのお口に菌がうつり、虫歯・歯周病に感染してしまうのです。菌に感染しやすい時期は、生後1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間です。
この間に、お子様と同じ箸やスプーンを共有しない、咬み与えをしない等、お口のスキンシップを控える事で、成長した時に達の悪い歯周病菌や虫歯菌などが少なくできる可能性があります。

虫歯の予防

1.歯磨き指導
子どもが歯磨きを好きになるように丁寧に指導いたします。
歯磨き、ブラッシング指導では、虫歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、歯科衛生士が丁寧に指導していきます。

2.フッ素塗布
萌出したばかりの乳歯・永久歯は歯質がまだ脆弱なため、歯の表面にフッ素を塗布することにより、歯の表面が『酸』に強くなり溶けにくくなります。

3.シーラント
虫歯になりやすい奥歯の溝の部分にプラスチックを流し込み、虫歯になりにくくさせる処置です。歯を削らずに行えるため、痛み無く予防できるのが特徴です。
顎の発育と歯並び
身体や脳の発育に顎と歯の噛み合わせは密接に関わりがあります。
綺麗な歯並びだと、食物をきちんと磨り潰すことができ、栄養をしっかりと吸収しやすく、身体の良好な発育を促します。また歯磨きがとてもしやすく、お口の中に問題が将来に渡って起きにくくなります。身体だけでなく、しっかりと良く噛むことで脳の血流量が改善し神経の発達を促します。